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「いかめし」は、1941年に当時の社長夫人が発案しました。当時、阿部商店は旅館や仕出し業を行っていましたが、海に手を入れればつかめるほど大量にとれたイカの活用法として思いついたとのこと。戦時中で配給米の暮らしでしたから、最初はカボチャやイモを詰めていたそうですが、米を入れてみたところ少量でも膨らむため、腹持ちも良く人気があったようです。 |
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◆おいしさのヒミツ |
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イカにお米を詰めてから、まずお湯で煮るのが、やわらかさの秘訣です。お湯で20分、秘伝のタレで20分煮込めば、タレのなじんだいかめし2ハイの完成。ご飯の詰め具合も、職人技の見せ所です。出来たての「いかめし」は、つまようじを持って、そのまま豪快にかぶりつくのが醍醐味! |
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◆地元「森駅」はこんな所 |
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海沿いに線路が走り、山も近くにあって、景色のきれいな街ですよ。昔は、交通の要所の漁港として栄えていました。大きい駅ではないですが、「いかめし」を求めて観光客の方が立ち寄ってくださるとうれしいですね。「いかめし」は、駅構内の売店で販売するほか、夏の1ヶ月間のみホームでの立ち売りも行います。 |
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◆駅弁大会での「いかめし」 |
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1966年の第1回大会から毎年参加させていただき、3回を除いておかげさまで1位をいただいています。会期中はとにかく作り続けますので、売り切れになることはほとんどありません。ベテランの職人になると1人で1日1,000個ほど作ります。また20分おきに出来上がるので、長い列が出来ていても、あまりお待ちいただかないことが多いですよ。ぜひ、出来たてを召し上がりに来てください! |
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