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お役⽴ちコラム

2021/08/06

加湿器の違いとは?4つのタイプと選ぶポイント・おすすめ商品も

加湿器の違いとは?4つのタイプと選ぶポイント・おすすめ商品も

加湿器は、空気が乾燥する冬には欠かせない生活家電です。室内の湿度を最適に保つことで、風邪・インフルエンザ予防にも効果があります。また夏場であっても、エアコンがきいた室内は乾燥しやすいため、加湿器は重宝するでしょう。

一方で、加湿器にはさまざまなメーカー・モデルがあるため、どのような商品を選ぶとよいか迷う人も多いのではないでしょうか。

当記事では、加湿器の4つのタイプの違いから、加湿器を選ぶポイント、グリーン住宅ポイントで交換できる商品までを紹介します。加湿器の種類や特徴を押さえ、自分に合った商品選びに活用してください。

 

1.加湿器の違いとは?4つのタイプを比較

加湿器には大きく分けて「超音波式」「スチーム式」「気化式」「ハイブリッド式」の4つのタイプがあり、加湿力や静音性、消費電力などが異なります。それぞれのメリット・デメリットを押さえておくことで、求める加湿器を見つけやすくなるでしょう。

以下では、加湿器の4つのタイプについて解説します。

 

1-1.超音波式

超音波式タイプの加湿器は、超音波振動で水を細かな水滴に変え、発生したミストを放出して加湿します。

メリット
  • 比較的価格が安い
  • 消費電力が小さいため電気代が安い
  • ファンやヒーターがないため静音性に優れている
  • 小型の商品が多い
デメリット
  • 加湿器内に雑菌が発生しやすい
  • 雑菌の増加を防ぐためこまめな手入れが必要である
  • 床や家具が濡れる・汚れることがある

静かで小型のものが多い超音波式加湿器は、子ども部屋や寝室などにおすすめの加湿器です。また、手頃な価格でインテリア性の高い商品も多いため、一人暮らしをする人にも人気があります。

ただし超音波式加湿器を使用する際は、水道水の成分が白い粉(ホワイトダスト)となり、家具などに付着する恐れがあるため注意が必要です。

 

1-2.スチーム式(加熱式)

スチーム式タイプの加湿器は、ヒーターによって水を加熱し、発生した蒸気によって加湿します。

メリット
  • 加湿力が高い
  • 加熱するため雑菌が繁殖しにくい
  • 手入れが簡単である
デメリット
  • 消費電力が大きいため電気代が高い
  • 吹出口が熱くなる

スチーム式は4つの加湿方法の中で最も加湿力が高く、温かい蒸気ですばやく加湿を行います。また、フィルターがないため、毎日の手入れも簡単です。

ただし、スチーム式加湿器は、吹出口が熱くなり火傷の恐れがあるため、子どもやペットのいる家庭では設置場所に注意しましょう。

 

1-3.気化式

気化式タイプの加湿器は、水を含んだフィルターにファンの風を当てて加湿します。

メリット
  • 消費電力が小さいため電気代が安い
  • 結露ができにくい
デメリット
  • 加湿力が弱い
  • 気化フィルターの手入れが定期的に必要
  • ファンの運転音が聞こえる

気化式加湿器はヒーターレスで安全性が高いため、子どもや高齢者、ペットのいる家庭でも安心して使用できます。また、気化式加湿器は過剰に加湿がされないため、結露ができにくいというメリットもあります。

加湿力は他のタイプに劣るものの、近年では、加湿力の高いモデルも開発されており、人気が高まっています。

 

1-4.ハイブリッド式(加熱気化式)

ハイブリッド式タイプの加湿器は、水を染み込ませたフィルターにファンから温風を当て、蒸気を放出して加湿します。気化式とスチーム式を組み合わせ、それぞれのタイプの弱点をカバーした加湿器です。

メリット
  • 気化式よりも加湿力が高い
  • 加熱による殺菌能力があり衛生的
デメリット
  • 構造が複雑なため、本体価格が高価
  • 気化式よりも電気代が高くなる

部屋が乾燥している時は加熱式でパワフルに加湿し、ある程度まで湿度が上がれば気化式に切り替え、湿度を一定に保つなどの切り替え機能が搭載された機種もあります。

ハイブリッド式加湿器は加湿スピードが早く、広範囲に対応している商品も多いため、リビングやオフィスにおすすめです。

 

2.加湿器の選び方|3つのポイント

加湿器を選ぶ際には、加湿方法に加えて、使用場面などを考慮する必要があります。以下は、加湿器を選ぶ際に確認したい3つのポイントです。

●部屋の広さ

加湿器は「○ml/h」と表示されている数値が大きいほど加湿力が高く、広範囲の加湿が可能です。加湿できる部屋の広さの目安は、日本電気工業会規格に基づき、「適用床面積」として木造和室・プレハブ洋室それぞれに設定されています。

参考:日本電気工業会「加湿器ってなに?」

加湿スピードを求める場合や、天井が高い部屋の場合、適用床面積を上回る加湿器を選んでもよいでしょう。

●機能

消費電力を抑えるエコモード、睡眠中の使用に適したナイトモード、オンオフを自動設定できるタイマー機能、誤作動を防ぐチャイルドロックなど、加湿器にはさまざまな機能が搭載されています。使用場面を想定して、必要な機能が備わっている加湿器を選びましょう。

●手入れしやすさ

どのようなタイプの加湿器であっても、タンク・フィルター・トレーなどを定期的に手入れする必要があります。洗いやすさや掃除の頻度を確認し、清潔に使える加湿器を選びましょう。

上記のポイントに加えて、給水口の大きさやタンク容量などを考慮し、使い勝手のよい加湿器を選んでください。

 

3.グリーン住宅ポイントで選べる!おすすめ加湿器4つ

グリーン住宅ポイントとは、省エネなどの性能を持つ住宅を取得した際に、追加工事やさまざまな商品と交換できるポイントが付与される制度です。交換できる商品には、加湿器も含まれます。新生活を始める際に、加湿器の設置を検討してはいかがでしょうか。

以下では、グリーン住宅ポイントと交換できる加湿器を紹介します。なお、商品はポイント交換以外にも、家電量販店・通販などで購入することも可能です。

 

3-1.【阪和】プリズメイト 超音波式加湿器

〇「【阪和】プリズメイト 超音波式加湿器」 交換ポイント数:7,000

https://www.keionet.com/info/jyutakupoint/product/e2635-0069/index.html

「プリズメイト 超音波式加湿器」は、シンプルなデザインで使い勝手のよいキッチン家電や季節家電を取り扱うブランド「プリズメイト」の加湿器です。

オフィスで使いやすいコンパクトサイズで、デスクに置いても場所をとりません。タンク容量が1.8Lと小ぶりのため、パーソナルスペースの加湿に向いています。

付属のアロマパッドにアロマオイルを垂らすと、好みの香りを楽しむことができます。帰宅後にアロマの香りを楽しみたい一人暮らしの人にもおすすめの加湿器です。

 

3-2.【阪和】プリズメイト アロマ超音波式加湿器

〇「【阪和】プリズメイト アロマ超音波式加湿器」 交換ポイント数:10,000

https://www.keionet.com/info/jyutakupoint/product/e2635-0057/index.html

「プリズメイト アロマ超音波式加湿器」は、容量が2.5Lと比較的大きく、リビングや寝室の加湿に適したアロマディフューザー機能付き加湿器です。

従来の超音波式加湿器と比較して水の粒が小さく、部屋の隅々までミストが行き渡ります。また、火傷の心配がなく、水がなくなれば自動的に運転が止まるため、子どもやペットのいる環境にもおすすめです。

加湿器にはミネラルカードリッジが装備されており、カルシウムとマグネシウムの混合ボールがミストに潤いを与えます。フィルターは交換式のため、掃除の手間がありません。

 

3-3.【ツカモトコーポレーション】Beam(ビーム)タワー型超音波式加湿器

〇「【ツカモトコーポレーション】Beam(ビーム)タワー型超音波式加湿器」 交換ポイント数:25,000

〇ホワイト

https://www.keionet.com/info/jyutakupoint/product/e9710-0097/index.html

〇ブラック

https://www.keionet.com/info/jyutakupoint/product/e9710-0098/index.html

「Beam(ビーム)タワー型超音波式加湿器」は、オランダのエアトリートメント家電ブランド、duux(デュクス)の加湿器です。加湿量を3段階で調節し、好みの湿度環境を保つことができます。タンクは最大5Lと大容量で、本体上部から水を注いで給水できるためタンクを持ち運ぶ必要がありません。

また、背の高いスタイリッシュなデザインはインテリアとして楽しめるだけではなく、高さのある場所から効率よく加湿できます。色はブラックとホワイトの2色展開です。

 

3-4.【カドー】加湿器 STEM 300

〇「【カドー】加湿器 STEM 300」 交換ポイント数:33,000

https://www.keionet.com/info/jyutakupoint/product/e1695-0063/index.html

「加湿器 STEM 300」は、明るさを3段階で調整できるLEDライトが搭載されており、書斎や寝室で間接照明としても使える加湿器です。コンパクトな中型サイズで、卓上・床上問わずどこにでも設置できます。ナイトモードを使用すれば加湿量が自動調整され、タンクのライトも消灯するため眠りを妨げません。

水槽内に搭載された抗菌プレートにより、カビや細菌の発生を防ぐことができます。また、フィルターに使用されているイオン交換樹脂が、水道水に含まれる炭酸カルシウムを取り除いてホワイトダストの発生を抑えます。

 

まとめ

加湿器は、「超音波式」「スチーム式(加熱式)」「気化式」「ハイブリッド式(加熱気化式)」の4つのタイプに分けられます。タイプにより加湿力や消費電力などが異なるため、特徴を知った上で加湿器を選ぶことが大切です。

加湿器を選ぶ際には、部屋の広さ・機能・手入れのしやすさなどを確認しましょう。使用環境にふさわしく、毎日快適に使える加湿器を選ぶことがおすすめです。

また、グリーン住宅ポイント制度を利用することで、グリーン住宅ポイントを加湿器に交換できます。新生活に向けて加湿器の購入を検討している人は、ぜひ利用してください。

グリーン住宅ポイント商品お問い合わせ窓口

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グリーン住宅ポイント制度とは

グリーン住宅ポイント制度とは

グリーン社会の実現および地域における民需主導の好循環の実現等に資する住宅投資の喚起を通じて、
新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んだ経済の回復を図るため、
一定の性能を有する住宅を取得する者等に対して、
「新たな日常」及び「防災」に対応した追加工事や様々な商品と交換できるポイントを発行する制度です。

グリーン住宅ポイント発行対象

新築

新築住宅の建築・購入
・契約時に建築1年以内、第三者が未入居の住宅
・一定の省エネ性能を満たす
・購入者等が自ら居住(1人1回)
・30万~100万ポイントを発行 等
既存住宅の購入
・2019年12月14日以前に建築された住宅
・売買代金が100万円(税込)以上
・購入者が自ら居住(1人1回)
・申請は入居後(完了前申請不可)
・15万~45万ポイントを発行
・同一住宅は1回まで
(購入前の第三者ポイント発行を含む)  等
賃貸住宅の建築
・全戸がトップランナー基準で
・床面積が40㎡以上
・棟単位で申請
・戸建住宅や店舗等の併用住宅は不可
・ポイント利用は追加工事のみ
(2022年1月15日までの完了報告が必須)

リフォーム

リフォーム工事
・工事の内容に応じてポイント発行
・最低5万ポイント以上の工事
・賃貸住宅へのリフォームも可
・1,000万円(税込)以上は工事完了前の申請も可
・上限内で同一住宅でも複数回の申請可 等

グリーン住宅ポイント制度の詳細について

グリーン住宅ポイントの制度の仕組みや、申請方法などの詳細については、
グリーン住宅ポイント事務局のホームページをご覧いただくか、グリーン住宅ポイント事務局の窓口に電話にてお問い合わせください。

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