

- 2020年モデル
靴メーカーが作るパンプスは色数が少ない、アパレルメーカーが作る靴には機能性が足りない。そこで婦人靴バイヤーが靴メーカーと共同開発したのが、高機能で色柄豊富なパンプス「カルテットハーモニー」でした。一番人気のバレエシューズは30色のカラーバリエーションを誇ります。
2017年春の販売スタートから3年間で、シリーズの販売累計数はなんと1万5千足以上!パンプス離れが進む靴業界で異例のヒットとなりました。理由は、土踏まずパッドなど従来のパンプスにはなかった機能性の高さと、シーズンごとに変わる多彩な色柄。リピーターの多い名品となりました。
「カルテットハーモニー」はヒット商品となってからも進化を続けています。天候不順がより顕著になり、発売当初にはなかった「晴雨兼用」機能*を追加。また、スニーカー通勤や#kutoo運動の浸透でパンプスのシェアが一層減少する中、パンプス愛好家たちのニーズにお応えする存在として大きく成長しています。
*一部素材によっては晴雨兼用機能のない場合もあります。
- 2020年モデル


外反母趾など足の悩みに対応した高機能シューズや、専門知識を持つシューフィッターによるコンサルティングなど、1995年から注力してきたのが「ウォーキングシューズ」のコーナー。当時はめずらしかった「足囲(≒足幅)」ごとの品揃えなどでも知られ、いつしか百貨店日本一の売上規模を誇るコーナーに。お客様の声を反映した共同開発品も多く手掛け、「サイドファスナー付ひも靴」が浸透するきっかけにもなりました。
- 「ストロバー」のシューズ
- サイドファスナー付シューズ一例
ひも靴のホールド力と脱ぎ履き
しやすいファスナーのいいとこどり
ウォーキングシューズは「長時間歩いても疲れにくい」機能性が大前提ですが、足をほっそり見せるデザイン、服に合わせやすいカラーなど徐々に見た目も進化。いまでは驚くほどおしゃれなものが増えました。
- 「エコー」のシューズ
- 機能美を極めた海外ブランドの
シューズも豊富
「歩きやすく、おしゃれな靴」という概念がパンプスにまで広がったのは2011年頃。東日本大震災で交通機関が一斉にストップし、勤務先から徒歩で帰宅した人々の実感から「オフィスで使えて、いざという時も長時間歩ける靴」に注目が集まりました。新宿店でも業界初の「ウォーキングパンプス」コーナーを開設。その知見を活かして6年後に生まれたのが、カルテットハーモニーなのです。
- 働く女性に支持される
ワコールの「サクセスウォーク」