O・B

事業開発室 EC企画・制作担当
課長(インタビュー当時)
2000年入社

京王百貨店で働くことを決めた理由

法人相手ではなく、不特定多数の個人に対して商品を提供できる小売業を志望していました。その中でも多くの商品を取り扱える総合小売りであれば、その時代に即したマーケティングやMDの力が大きく作用すると思い、百貨店を中心に就職活動しました。就職活動中に様々な企業の人事部の方と接し、また実際に売場や店内案内の方の接客を受けてみて、京王百貨店が一番人としての温かみを感じたと記憶しています。
京王百貨店は、京王電鉄という安定した企業グループの傘下にあり、その安心感も選んだ理由です。それに加えて、新宿という世界一のターミナル駅に大型ビルを構えつつも、大企業とは異なる程良い規模感が、フットワークの良さやスピード感を生み、自分の力でも様々なチャレンジができそうだと思ったことも、選んだ一因です。

現在の仕事内容

EC企画・制作担当として、京王ネットショッピングの他、LINEギフトや&モールの運営、EC独自仕入商品である「てのひらギフト」の販売と商品管理を行っています。2020年以降、ECの重要性が高まってきたため、営業部にデジタル推進担当を設置しECに関わる人数を急激に増やしました。そこで、これまでの専門的な業務を見直し、短期間で誰でもEC運営ができるようなスキームを作り上げ、多くの人が身近にECに取り組める体制を構築してきました。それと並行し、2020年に立ち上げた「てのひらギフト」を一つのコンテンツ事業として位置づけ、LINEギフト、&モール、サテライト店などに販路を広げています。さらに最も好調なLINEギフトに酒やスイーツ、ベビーなどのショップを複数立ち上げ、受注処理・在庫管理なども含めて総合的に運営しています。
また、八幡山倉庫をEC用倉庫と位置づけ、関連会社である京王運輸とともに単品管理や入出荷管理も行っています。

京王百貨店の魅力・働く環境

入社理由でもありますが、人の温かさと、新しいことに取り組みやすい程良い規模感が大きな魅力です。大企業のような安心感もあり、一方でベンチャーのようなスピード感もある、そんな規模感だと思います。部署にもよるかもしれませんが、事業開発室はアイディアとやる気があれば、どんどん新しいことにチャレンジさせてもらえる環境と言えます。事業開発室でなくとも、業務改善という新しいチャレンジは、どんな部署でも立場でも実現できると思いますし、それを受け入れてもらえる職場だと思います。
創業から50年以上が経ち、歴史を感じる建物ですが、今後は建て替えも予定されており、新宿に新しいランドマークが生まれる瞬間に立ち会えるはずです。今の京王百貨店の最大の魅力は、そこかもしれません。

これからの
挑戦・目標

将来を見据えた、新しいストアコンセプトやスキームの構築です。
世の中はデジタルなくして生活することはできなくなり、小売りもデジタルを活用しなければ生き残れません。今後は単にECで売上を作るだけでなく、リアル店舗との融合が必要です。小売りだけでなくサービスも含めた、デジタルを活用した駅ビルの運営方法を探索してみたいと思います。 さらに親会社である京王電鉄と協業し、電車を活用した新たなロジスティクスも構築していきたいです。
リアル店舗のデジタル化や、電車のロジスティクス活用は、まだ他社事例を見ても、明確な成功例は見当たりません。まだ世の中に存在しないサービスやスキームを生み出すことができれば、こんな面白いことはないでしょう。
「毎日が始まりの1日」の精神で、日々新しいことに挑戦していきたいと思います。

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