供養豆知識Q&A
葬儀が終わった後も、
節目の法要や様々なしきたりがあります。
心のこもったお別れ、供養を行うために、
その作法やマナーについて、知っておきたいものです。
節目の法要や様々なしきたりがあります。
心のこもったお別れ、供養を行うために、
その作法やマナーについて、知っておきたいものです。
返礼・形見分けについて
生前いただいた見舞品の返礼はどうすればいいですか?
■一般的考え方
入院中にお見舞いをいただき、そのまま病院で亡くなった場合「返さなくても良い」という考え方もあります。しかし、度々見舞っていただいた方やお世話になった方には、感謝の気持ちを表したいものです。
■返礼をする場合
香典返しの時に、あわせてお見舞いのお礼を行うケースが多いようです。
この場合、香典返しの礼状の他にお見舞いに対する感謝の気持ちを手書きで添え、お見舞いのお礼分を上乗せした品物を贈るとよいでしょう。香典返しとお見舞い返しの二つの品物を送る場合、どちらにも不祝儀の掛紙をつけ、「重なる」ことを避けるために別々に発送します。
形見分けはどのようにすればいいですか?
■時期
●仏式
四十九日(または三十五日)の忌明け法要をすませてから行います。
●神式
五十日(または三十日)祭後に行います。
●キリスト教式
特に時期が決まっていませんが、一カ月目の昇天記念日を目安にします。
■品物
衣類、装身具、家具、身辺の小物などが一般的です。衣類はクリーニングに出し、小物類などはほこりや汚れなどをきれいに取り除いておきます。
■包装
箱に入れたりせずに「遺品」もしくは「偲び草」と表書きをした半紙か白い紙で包みます。箱入りの物やたとう紙に包まれた和服などは、そのまま表書きをします。
■渡し方
基本的には、故人よりも目上の人に差し上げるものではないとされています。遺書がある場合は、その旨を一緒に伝え「お使いいただけるでしょうか」という気持ちで、直接手渡しましょう。