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お役⽴ちコラム

2021/08/26

エコ生活とは?すぐに家庭でできるエコ生活7つの実践例

エコ生活とは?すぐに家庭でできるエコ生活7つの実践例

エコ生活は、地球環境に配慮しつつ経済の発展も妨げないとして、近年関心が高まっている暮らし方の1つです。エコ生活を自分自身で実践するにあたり「何から行動していいかわからない」「自分にできることをあらためて見直したい」という人もいるでしょう。

今回は、エコ生活の概要と重要性が高い理由を解説し、家庭ですぐに始められるエコ生活のアイデアを紹介します。「自然環境にやさしい暮らしを送りたい」「地球環境を守りたい」という思いがある人は、今日からエコ生活を実践してみましょう。

 

1.エコ生活とは?

エコ生活とは、日々の生活の小さなことから「エコ」を意識し、地球環境に配慮した暮らしを送ることです。エコ生活の「エコ」は英語の略称であり、2つの言葉が元となっています。

エコロジー(ecology) 生態学・自然環境
エコノミー(economy) 経済

エコロジーは「環境を守る」「人体にやさしい」という意味合いでも使用される言葉です。自然環境と経済は密接につながっているため、「エコロジーとエコノミーを両立させることで豊かな未来を切り開く」として、世界中でエコ生活の重要性が高まっています。

 

1-1.エコ生活の重要性が高い理由

日本のみならず、世界中でエコ生活の重要性が高まっている背景には、下記のような環境問題があります。

●森林の減少

農地の拡大や工場の建設、資源の採掘などによって多くの木々が伐採され、世界中の森林が減少しています。

●二酸化炭素濃度の増加

人間の経済活動に伴って排出される二酸化炭素排出量・濃度は、産業革命前よりも約4割増加しています。

●地球温暖化

二酸化炭素などの温室効果ガスによって地球温暖化が進んでおり、気温の上昇や異常気象の増加が見られます。

●海面水位の上昇

地球温暖化が原因で世界各地の氷が溶け、海面水位が上昇することで、海抜の低い都市や島の水没が懸念されています。

●ごみ問題

人口増加に伴って排出されるごみが増え、処理が追い付かない例や、適切に処理されず土地や海を汚す例は少なくありません。

●生物多様性の危機

森林の伐採や気温の上昇、土壌・海洋汚染などの環境破壊によって絶滅する生き物が増えると、星の生態系が壊れて自然のサイクルが狂います。

人々が快適で便利かつ豊かな生活を続けるためには、地球環境を守りながら暮らすことが大切です。

 

2.今日からできる!エコ生活の実践例7つ

「地球の環境保全に努める」といっても、大掛かりな活動だけがエコ生活となるわけではありません。エコ生活にはさまざまなアクションがあり、家庭単位で行えるエコ生活もあります。一つひとつの行為はささやかでも、世界中の人がコツコツと工夫を積み重ねることによって、資源を大きく節約することが可能です。

ここでは、今日からすぐに取り組めるエコ生活の実践例を紹介します。

 

2-1.マイバッグ・マイボトルを持ち歩く

マイバッグ・マイボトルの利用は、世界標準ともいえるエコ生活です。レジ袋やペットボトルの多くは生産に石油を必要とし、自然に分解されることはなく、以前から海洋プラスチックごみやマイクロプラスチックの問題が議論されていました。日本ではレジ袋が有料化されて以降、マイバッグを携帯する人が増えています。

また、節約意識や環境問題への興味が高まったことを受けて、マイボトルの利用も注目を集めています。マイボトルを持ち歩けば、外出先で使い捨て容器に入った飲料を買う必要はありません。マイバッグ・マイボトルを持ち歩くことで余計な出費を節約し、プラスチックごみも減らすことが可能です。

 

2-2.家庭用生ごみ処理機を使う

自炊が主で毎日生ごみが出る場合は、家庭用生ごみ処理機を導入してみてはいかがでしょうか。生ごみには水分が多く含まれているため、腐敗や雑菌の繁殖を招き、虫や臭いなどのトラブルを引き起こします。生ごみ処理機は、生ごみを機体に入れて放置するだけで、加熱・発酵によりごみを小さく軽く処理することが可能です。

処理された生ごみは、肥料として使うこともできます。生ごみ処理機を活用すれば、ごみを再利用できるだけでなく、ごみの総量が減ってごみ袋も節約することが可能です。自治体によっては助成金が出るため、気になる人は確認してみましょう。

 

2-3.LED電球に変えて小まめに消灯する

LED電球は一般的な電球と比較して数年以上寿命が長いため、買い替えや交換の手間を減らすことが可能です。また、消費電力は一般的な電球の2割程度で済むと言われています。

従来の電球は、照明器具のスイッチを入れて電球が点灯する瞬間に最も多くの電力を消費する仕組みです。一方、LED電球は照明器具のスイッチを入れている間に消費電力が変動することはありません。そのため、照明が不要な時間は小まめに消灯することで、電気代の節約や地球環境負荷の軽減につながります。

 

2-4.使わない電化製品のコンセントを抜く

コンセントにプラグが刺さっている状態では、電化製品を使っていない間も自動的に電力を消費します。電化製品の不使用時にも消費される電力を待機電力(待機時消費電力)と言います。待機電力が発生する電化製品は、下記が代表的です。

  • リモコンでいつでも操作できる状態のテレビやエアコン
  • 本体の機能がオフでも時間を表示する・タイマーを設定できる炊飯器や洗濯機
  • いつでも受信可能な状態の電話機

年間で消費される待機電力は、家庭で消費する電力のおよそ6%を占めるとされます。電化製品を使用しない間はコンセントからプラグを抜くか、個別に電源の入切ができる電源タップを活用するとよいでしょう。

 

2-5.食べ物は捨てずに使い切る

家庭の食料廃棄量を減らすことも、エコ生活です。野菜の葉・茎・皮は捨てず、料理に活用するようにしましょう。作りすぎて余った料理は、別の料理にリメイクして食べ切る方法がおすすめです。

賞味期限が切れた食品をそのまま捨てることは、非常にもったいのない行為です。食べ物を使い切れるよう、「スマホやメモ帳に冷蔵庫の中身を記録する」「数日~1週間の献立を考えてから買い物に行く」ことを意識してみてください。また、安売りに乗らず、必要な量を必要なときにだけ購入する癖を付けましょう。

 

2-6.水は出しっぱなしにせず止める

歯を磨く・頭を洗う・食器を洗うときなど、「短時間だから」と水を流したまま作業すると、貴重な水資源を無駄にしてしまいます。

歯磨きにはコップを使う・シャンプー中はシャワーを止める・食器の汚れは拭き取ってからまとめて洗うなど、使う水を最小限にとどめることが大切です。節水を心がけることで水道代を抑えられるだけでなく、水道水を作る過程で消費されるエネルギー資源の節約にもつながります。

 

2-7.近くの場所は徒歩・自転車で行く

自動車に乗る回数を減らすだけで、家庭から出る二酸化炭素量を大きく削減することが可能です。自動車から排出される二酸化炭素量は、家庭から排出される二酸化炭素のうち、約25%を占めると言われています。普段の買い物や近場への外出などは、徒歩で向かうか自転車を利用しましょう。

遠距離の移動にはバスや鉄道など、公共の交通機関を利用することもエコ生活の一環です。また、省エネ性能が高いエコカーへの買い替えや、必要なときだけ自動車をレンタルするカーシェアリングも環境を守ることにつながります。

 

3.省エネ性能の高い家に住むことも「エコ生活」

家庭でできるエコ生活の1つとして、エアコンの設定温度を調節する方法もあります。しかし、断熱性や気密性の高い省エネ住宅に暮らすことで、冷房・暖房器具の使用自体を減らすことが可能です。壁や窓に断熱材を使用した住宅、ZEH住宅など、夏は涼しく冬は温かい家に住むことも検討してみましょう。

2021年10月31日までであれば、省エネ性能が高い家を購入・建築したりリフォーム工事を行ったりすると、グリーン住宅ポイント制度の対象となります。京王百貨店ではグリーン住宅ポイントの商品交換に対応しているため、商品ページをぜひチェックしてみてください。

 

まとめ

エコ生活とは、「エコロジー」と「エコノミー」双方の意味を持たせた、今ある自然を守る暮らし方です。エコ生活を送ることは、地球環境への配慮と経済的な発展を両立させ、豊かな未来を目指すことにつながります。

プラスチックごみや生ごみを減らしたり、節電・節水に気を配ったりするなど、日常生活でもエコ生活に取り組むことは可能です。省エネ性能の高い住宅を購入・新築・リフォームを行う場合は、グリーン住宅ポイント制度の対象となるか確認することをおすすめします。

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グリーン住宅ポイント制度とは

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グリーン社会の実現および地域における民需主導の好循環の実現等に資する住宅投資の喚起を通じて、
新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んだ経済の回復を図るため、
一定の性能を有する住宅を取得する者等に対して、
「新たな日常」及び「防災」に対応した追加工事や様々な商品と交換できるポイントを発行する制度です。

グリーン住宅ポイント発行対象

新築

新築住宅の建築・購入
・契約時に建築1年以内、第三者が未入居の住宅
・一定の省エネ性能を満たす
・購入者等が自ら居住(1人1回)
・30万~100万ポイントを発行 等
既存住宅の購入
・2019年12月14日以前に建築された住宅
・売買代金が100万円(税込)以上
・購入者が自ら居住(1人1回)
・申請は入居後(完了前申請不可)
・15万~45万ポイントを発行
・同一住宅は1回まで
(購入前の第三者ポイント発行を含む)  等
賃貸住宅の建築
・全戸がトップランナー基準で
・床面積が40㎡以上
・棟単位で申請
・戸建住宅や店舗等の併用住宅は不可
・ポイント利用は追加工事のみ
(2022年1月15日までの完了報告が必須)

リフォーム

リフォーム工事
・工事の内容に応じてポイント発行
・最低5万ポイント以上の工事
・賃貸住宅へのリフォームも可
・1,000万円(税込)以上は工事完了前の申請も可
・上限内で同一住宅でも複数回の申請可 等

グリーン住宅ポイント制度の詳細について

グリーン住宅ポイントの制度の仕組みや、申請方法などの詳細については、
グリーン住宅ポイント事務局のホームページをご覧いただくか、グリーン住宅ポイント事務局の窓口に電話にてお問い合わせください。

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